他人の車を運転しても大丈夫な保険

車を所有している方は、必ず任意保険に加入している事だと思います。

あの任意保険って、何にかけているのでしょうか??

人(自分自身)でしょうか?

それとも契約している自動車でしょうか?

 

答えは…両方にかかっているんですね。

人にもかかっていますし、自動車にもかかっているんです。

 

では、他人の車を運転し事故をしてしまったらどうなるのか…というと…。

 

基本的に人(自分)にも保険がかかっているので、自分がかけている任意保険が適用されるという事になります。

 

これを『他者運転補償特約』といいます。

 

補償の範囲は、自分が加入している自動車保険の内容と同じになります。

 

車両保険に加入していると、自分が運転していた他人の車の修理費も保険から補償されます。

もし車両保険に加入していなければ、自己負担となってしまいますね。

誰が払うんでしょうね?運転者?車両の所有者?

 

ちょっと揉めそうですよね・・・。



この『他車運転補償特約』を使える人も、加入している契約内容と同じになりますので注意が必要ですよ~~!!

 

運転限定を本人、夫婦限定にしていると、お子さんがお友達の車を運転して事故をしたとしても補償されません!!

仮に家族限定だったとしても、年齢が加入設定年齢に到達していない場合はダメですよ。




こんな時は自動車1日保険というのがありますので、それに加入する事をおすすめします。



そして『他車』の定義ですが・・・

 

契約者、記名被保険者、その配偶者、同居親族、別居の未婚の子、が所有している車は対象外になっています。

 

本当に家族以外の『他人の車!!』じゃないとダメっと思っておいた方がいいでしょう。

 

適用される車の種類も決まっています。

 

自家用8車種といって・・・

自家用車(普通、小型、軽四)

自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下、0.5トン超2トン以下)

自家用(小型貨物、軽トラ)

キャンピング車

です。

 

事故が起きたときは、自分の加入している保険会社に連絡しましょう。

 

保険金請求に必要な書類は、自分の車検証と運転していた車の車検証、その所有者の署名、捺印も必要となります。

 

この特約、だいたいの保険会社は自動付帯となっているんですが、まれに自動付帯されていない、そもそもその特約自体がないという保険会社もあるようなので、注意が必要です。

 

あと・・・常に車の鍵の管理が自分にある場合(借りっぱなし)は、いくら所有者が他人であっても補償対象外となりますので!!ここも注意が必要ですよ~~~!!