他人の物を壊してしまった!!時の保険
それは『個人賠償保険』で解決します。
『個人賠償保険』とは、自動車事故以外で他人に迷惑をかけた(ケガさせた、物を壊しちゃった)時の弁償、賠償です。(日常生活賠償とも呼ばれています。)
自転車に乗ってて人とぶつかってケガさせてしまった…。
お友達の腕時計があまりにもカッコよかったから、手に取ったら落として壊してしまった。
等々…
自分に賠償義務が発生した場合に使える保険です。
今回は、この『個人賠償保険』について、あまり知られていない事をお伝えします。
この保険、これだけで加入する事は出来ません。
なにかの保険の特約として加入する事となります。
傷害保険や自動車保険、火災保険にも付帯できますね。
ただ、『賠償保険』というのはたくさん加入していたからといって、ダブって補償はしてくれません。
例えば…
お友達の時計を壊しちゃった!弁償しないといけません。お代金100万です。
あなたは傷害保険と自動車保険に個人賠償保険を付けています。
だからといって、それぞれの保険から100万ずつの合計200万受け取れる!っというわけではないですね。
傷害保険にだけ保険金請求するか、それぞれの保険から50万ずつの合計100万受け取って弁償するか…という感じです。
まぁ…そりゃそうだろうと思いますよね。
ならば、どれかの保険に一つだけ付帯したんでいいですね。
ダブって加入してても、もったいないので。
では、どの保険に付帯しとけばいいのでしょうか…
それは!!
『示談交渉サービス』が付いているところです!!
この示談交渉サービスがなければ全て自分が動かないといけないからです。
保険会社はお金を支払うだけです。
そして、あまり知られてないのが『賠償責任』の範囲です。
賠償責任の範囲は『時価額』までです。
これは日本の法律で決められています。
『時価額』とは…その時点での物の価値です。例え100万で購入した時計でも数年経過してたら価値は下がります。(中にはプレミアがつくのもありますが)
その価値が現在30万であれば、30万が保険金の補償上限額となります。
新しく買いなおせる価格、100万で買ったからといって100万補償はしてくれません。
ってことは、『示談交渉サービス』が付いていないと、自分でその事を相手に伝え納得してもらわないといけないという精神的に非常に辛く厳しい事となってしまうのです。
そんな事になってしまうと困るので、ぜひ保険のプロから相手にしっかり伝えていただき、穏便に済ませていただきたいですね。
どうせなら入って安心だけではなく、請求しても安心!!でいて下さい。
ちなみに『示談交渉サービス』が付いてても付いてなくても保険料は月100円前後です。